サラリーマンと引っ越し生活

転勤族と言われてきた時代がありました。
それはサラリーマンの出世コースでもありました。
これに付きものが引っ越しです。
家さがしから始まるのが引っ越しです。
何度か繰り返すとすでに引っ越しのプロです。
最初はどこに相談に行けばいいのかさえ分りません。
しかし、そのうちにこまごまとした使い勝手や機能性に目を向けるようになります。
現に学生時代の親友家族を見ているとよくそのことが分かります。
彼曰く、「引っ越しのことなら俺に聞け!」。
返す言葉は「よく言うよ。
最初のうちはどれほど相談に乗ったことか。
よもや忘れてはいまいな」。
と言うのも、「新居はアパートがいいのか戸建が良いのか。
最寄駅からはどの程度の距離が理想なのか。
熱源はガスがいいのか、都市ガスがいいのか、それともオール電化にすべきだろうか。
水道は浄水器を取りつけるべきだろうか。」に始まり、挙句にはクロスの模様なども相談してくる始末であったことなど全く忘れたようです。
こっちとしては貴重な経験と研究の成果を伝授してきたつもりなのですが、奴にはそこのところが分っていないようです。
その彼が今では専務となり、次期社長候補になっているのです。
出世する者は引っ越しを制する。
これは彼の格言の一つです。
目ぼしき社員にはその蘊蓄を披露するのはどうも有名になっているようでもあります。
出世はともかく、サラリーマンが引っ越しすることを余儀なくされることは今変わらず、その先は海外生活も多くなりました。

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